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ベルリン国際映画祭2020 パノラマ部門正式出品/サンダンス国際映画祭2020 スポットライト部門正式出品
憧れの映画業界―― 新人アシスタントの決定的な一日を描いた、静かな衝撃作
わたしは、どうする?
The Assistant アシスタント
Julia Garnar written and directed by Kitty Green
英ビリング

    監督・脚本・製作・共同編集:キティ・グリーン
    出演:ジュリア・ガーナー
    2019年|アメリカ|英語|87分|2:1|カラー|原題:The Assistant
    配給・宣伝:サンリスフィルム 
    © 2019 Luminary Productions, LLC. All Rights Reserved.
6.16 Fri 6.16 Fri
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Trailer

憧れの映画業界、のはずだった——
          彼女が気づいてしまったのは 
          誰もが見て見ぬふりをしている その<闇(しくみ)>

名門大学を卒業したばかりのジェーンは、映画プロデューサーという夢を抱いて激しい競争を勝ち抜き、有名エンターテインメント企業に就職した。業界の大物である会長のもと、ジュニア・アシスタントとして働き始めたが、そこは華やかさとは無縁の殺風景なオフィス。早朝から深夜まで平凡な事務作業に追われる毎日。常態化しているハラスメントの積み重ね……しかし、彼女は自分が即座に交換可能な下働きでしかないということも、将来大きなチャンスを掴むためには、会社にしがみついてキャリアを積むしかないこともわかっている。ある日、会長の許されない行為を知ったジェーンは、この問題に立ち上がることを決意するが――。

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3度のエミー賞受賞 
          ジュリア・ガーナー(「オザークへようこそ」「令嬢アンナの真実」 )×気鋭のドキュメンタリー作家キティ・グリーン(『ジョンベネ殺害事件の謎』)

膨大な実話から巧緻に練り上げられた ある一日の物語
          すべての人に問いかける 87分の静かな衝撃
          膨大な実話から巧緻に練り上げられた ある一日の物語
          すべての人に問いかける 87分の静かな衝撃

ニューヨーク・タイムズスクエアの裏手にある薄汚れたオフィスで、18日間という短期間で撮影された本作は、サンダンス・ベルリンを始めとした世界中の映画祭や各メディアによって高く評価された。

『ジョンベネ殺害事件の謎』(2017)で知られるドキュメンタリー映画作家のキティ・グリーンは、2017年に巻き起こった #Me Too運動に自身初の劇映画の題材を見出し、今日の職場における大きな問題をフィクションの形で掘り下げた。英語で匿名の女性を指す “Jane Doe” に由来するジェーンというキャラクターは、数百にも及ぶ労働者へ対して行われたリサーチとインタビューによって監督が得た膨大な知見、とりわけ女性の痛みや混乱の経験から形成されている。そして、ヒエラルキーの末端で働く人々の代弁者でもあり、現代のジャンヌ・ディエルマンとも言えるジェーンを全身全霊で演じたのは、いま最もエキサイティングな若手俳優として急速に地位を確立しているジュリア・ガーナー。

一つの確信によって、思いもよらない自らの立場が明らかになるとき、彼女はどのような選択をするのか――静かな衝撃に打ちのめされる87分。

Staff

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キティ・グリーン
監督、脚本、製作、共同編集

1984年、オーストラリア・メルボルン出身。デビュー作である長編ドキュメンタリー『Ukraine Is Not a Brothel(原題)』はウクライナの挑発的なフェミニスト運動を追った作品。2013年のヴェネツィア国際映画祭で初公開された後、50以上の国際的な映画祭で上映され、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー(AACTA)賞の最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した。その補完的プロジェクトである短編ドキュメンタリー『The Face of Ukraine:Casting Oksana Baiul(原題)』は、サンダンス映画祭のノンフィクション部門で短編映画審査員賞を受賞。彼女の最新長編ドキュメンタリー『ジョンベネ殺害事件の謎』は、Netflixオリジナルとして買われ、2017年のサンダンスでプレミア上映、ベルリン国際映画祭で上映された後、AACTA賞の最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した。

グリーンは2017年サンダンス・インスティテュートのノンフィクション芸術部門のフェローシップに選ばれた。『アシスタント』に続く二作目の長編フィクション『The Royal Hotel(原題)』では、ふたたびジュリア・ガーナーとタッグを組んでいる。

FILMOGRAPHY

  • 2022 The Royal Hotel
  • 2019 アシスタント
  • 2017 ジョンベネ殺害事件の謎 (Documentary)
  • 2015 The Face of Ukraine: Casting Oksana Baiul (Documentary short)
  • 2013 Ukraine Is Not a Brothel (Documentary)
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Cast

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ジュリア・ガーナー
ジェーン

1994年、アメリカ・ニューヨーク出身。いま最もエキサイティングで多才な若手俳優として急速に地位を確立している。17歳の時、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(2011)で映画デビューを果たし、『エレクトリック・チルドレン』(2012)で初主演を果たす。2015年、サンダンス映画祭でプレミア上映された『愛しのグランマ』(2015)では、妊娠したティーンエイジャーを演じて注目を浴びた。Netflixオリジナルシリーズ「オザークへようこそ」(2017)のルース・ラングモア役の演技で批評家からの称賛を受け、2019年には弱冠25歳で第71回プライムタイム・エミー賞助演女優賞を受賞。2020年、2022年と三度にわたって同賞に輝いた。2018年には、Netflix リミテッドシリーズ「マニアック」でエマ・ストーンらと共演。NYタイムズのウィークリー・コラムを元にしたアメリカのロマンティック・コメディ・アンソロジー・テレビドラマシリーズ「モダン・ラブ〜今日もNYの街角で〜」(2019)がAmazonプライム・ビデオでリリース。2022年2月より、主演作であるNetflixリミテッドシリーズ『令嬢アンナの真実』が配信されている。主な映画出演作は、『肉』(2013)、『シン・シティ 復讐の女神』(2014)『真夏の体温』(2017)、『Tomato Red(原題)』(2017)がある。劇場公開映画以外では、HBO「GIRLS/ガールズ」(2012)、FXチャンネル「ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ」(2013)、Netflix「ゲットダウン」(2016)、パラマウント・ネットワーク 「Waco(原題)」(2018)、Bravo「ダーティ・ジョン -秘密と嘘-」(2018)など。

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マシュー・マクファディン
ウィルコック

1974年、イギリス・ノーフォーク出身。近年ではHBOのアダム・マッケイ監督によるエミー賞ノミネートシリーズ「キング・オブ・メディア」(2018)に出演し、2019年の第24回放送映画批評家協会賞でドラマ・シリーズ部門にノミネートされた。英国でのミニシリーズ「Criminal Justice(原題)」(2008)で英国アカデミー賞を受賞。その他、数多くのドラマで主役を演じ、最近の主演作としては、ITV/AMC製作の「クイズ~100万ポンドを夢見た男」(2020)がある。主な映画出演作は、『高慢と偏見』(2005)、『アンナ・カレーニナ』(2012)、『フロスト/ニクソン』(2008)、『ロビン・フッド』(2010)など。

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マッケンジー・リー
ルビー

1990年、アメリカ・テキサス出身。2015年、サンダンスでNEXT部門賞(観客賞)受賞作・トロント国際映画祭上映作品の『James White(原題)』(2015)メジャーデビュー。『ビリー・リンの永遠の一日』(2016)その他のテレビ出演作には、「GOTHAM/ゴッサム」(2014)、「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」(2015)、「The Knick/ザ・ニック」(2015)がある。2019年、ジェニー・ディスキによる同名短編小説を元にした短編映画『The Vanishing Princess』(2018)では主演・監督・製作を務めた。

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クリスティン・フロセス
シエナ

1995年、アメリカ・ニュージャージー出身。2019年、ジョン・グリーンのデビュー小説を原作とするHuluのリミテッドシリーズ「アラスカを追いかけて」(2019)で主演のアラスカ役をつとめた。主な出演作には、『アポストル 復讐の掟』(2018)、Netflix『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)、Netflixシリーズ「ザ・ソサエティ」(2019)、A24制作の『Low Tide(原題)』(2019)などがある。

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ノア・ロビンズ
男性アシスタント1

1990年、アメリカ・メリーランド出身。 コロンビア大学で哲学を専攻し、ファイ・ベータ・カッパ(全米優等学生友愛会)とラテン・オナーズのマグナ・クム・ラウデを獲得する成績で卒業している。ブロードウェイを始めとした舞台、TVドラマにも多数出演している。主な映画出演作に『女神の見えざる手』(2016)、『ウィーク・オブ・ウェディング』(2018)、『Indignation(原題)』(2016)、『ヴィランズ』(2019)、『セットアップ: ウソつきは恋のはじまり』(2018)、『Aardvark(原題)』(2017)、『Cruise(原題)』(2018)、『Fatal Crossing(原題)』(2017)、『オタク・レボリューション』(2017)、『アフターマス』(2017)、『Newsworthy(原題)』(LAコメディ映画祭ベストアクター賞)、『シカゴ7裁判』(2020)などがある。

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ジョン・オルシーニ
男性アシスタント2

1986年、アメリカ・コネチカット出身。ネイサン・レインと共演した「ナンス」(2013)でブロードウェイデビュー。以降、ブロードウェイやその他の舞台で多数活躍している。2014年、テレビドラマ、CBS「NCIS: ニューオーリンズ」にゲスト出演。2020年、シグネチャー・シアター・カンパニーにて、ピューリッツァー賞を受賞したホートン・フート作「The Young Man From Atlanta(原題)」(2019)でクリスティーン・ニールセンと共演した。主な映画出演作には、『Cigarette Candy(原題)』(2009)、『シークレット・パーティー』(2012)などがある。

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Review

  • 観る者を引きつける、
    緊迫のリアルタイムスリラー。
    映画という形式で表明された重要な文化的声明。
    — IndieWire
  • (紙の切り傷のような)
    浅い傷を無数に負わせ続ける差別。
    その実態を雄弁に語る。
    — Rolling Stone
  • 静かな叫び。焼けつくように強烈。
    — FILM COMMENT
  • 不気味で鮮烈。力強い映画。
    — VANITY FAIR
  • 大胆で勇敢。
    『アシスタント』は時代の変化を感じる。
    — The Playlist
  • 観客を虜にする、
    ジュリア・ガーナーの痺れるような演技。
    — Awards Circuit
  • ジュリア・ガーナーの演技は並外れている。
    — DEADLINE
  • 画期的。完璧に計算されている。
    —Roger Ebert.com
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劇場情報

地域 劇場名 TEL 公開日 前売 備考
北海道 011-221-3802 9/8(金)
宮城 022-728-7866 上映終了
山形 0235-64-1441 9/16(土)
東京 03-3352-5645 上映終了
東京 0570-783-715 上映終了
東京 03-6259-8608 上映終了
東京 03-3762-6000 9/22(金)
東京 080-5295-0597 上映終了
東京 042-512-5162 上映終了
東京 10/14(土),15(日),20(金)
東京 03-3971-9422 10/15(日), 16(月), 17(火)
東京 03-3491-2557 11/26(日),27(月),28(火)
神奈川 045-243-9800 上映終了
神奈川 046-240-0600 上映終了
神奈川 0466-33-5393 上映終了
埼玉 049-223-0733 上映終了
千葉 04-7141-7238 上映終了
石川 076-220-5007 上映終了
福島 0246-22-3394 上映終了
栃木 050-3196-9000 上映終了
栃木 028-633-4445 上映終了
長野 0268-22-0269 上映終了
静岡 053-489-5539 上映終了
静岡 054-250-0283 上映終了
愛知 052-264-8580 上映終了
愛知 0566-23-0624 上映終了
大阪 06-6440-5930 上映終了
京都 075-353-4723 上映終了
京都 0773-60-5566 上映終了
三重 0596-28-2875 上映終了
兵庫 078-366-2636 上映終了
兵庫 0796-34-6256 上映終了
兵庫 06-6429-3581 9/22(金)
愛媛 089-933-9240 上映終了
福岡 092-751-4268 上映終了
佐賀 0952-27-5116 上映終了
広島 082-962-7772 上映終了
広島 0848-24-8222 9/23(土)
熊本 096-352-2121 上映終了
大分 097-536-4512 上映終了
宮崎 0985-28-1162 上映終了
鹿児島 099-216-8833 上映終了