私の20世紀
2019年3月30日(土)新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー
監督・脚本
イルディコー・エニェディ
出演
ドロタ・セグダ、オレグ・ヤンコフスキー、パウルス・マンカー、ガーボル・マーテー、ペーテル・アンドライ
受賞歴
1989年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)
ソフト情報
ウェブサイト
イントロダクション
それは初めて見る、あたたかな光。
マッチから電球へ、ロバから汽車へ、伝書鳩から電報へ……夢のような技術の発展とともに人間は何を失ったのか。怒涛の20世紀の幕開けをつげる奇跡の映画が、21世紀の今蘇る!
『心と体と』エニェディ監督のデビュー長編にして最高傑作!本作は1989年カンヌ国際映画祭でカメラドール〈新人監督賞〉を受賞し、世界的に注目を浴びた。物語は19世紀末から20世紀の始まりを双子の姉妹とともに辿る。ポーランド人女優ドロタ・セグダが双子とその母の3役を、『鏡』『ノスタルジア』などタルコフスキー作品でお馴染みのオレーグ・ヤンコフスキーが謎めいた男Zを演じている。
ストーリー
エジソンが発明した電球のお披露目に沸き立つ1880年、ハンガリー・ブダペストで双子の姉妹が誕生した。リリ、ドーラと名付けられた双子は孤児となり幼くして生き別れる。1900年の大晦日、気弱な革命家となったリリと彼な詐欺師となったドーラは偶然オリエント急行に乗り合わせた。ブダペストで降りた双子は謎の男性Zと出会う。Zは彼女たちを同一人物と思い込み二人に恋をするのだが……。
1989年/ハンガリー、西ドイツ/ハンガリー語/103分/モノクロ/1:1:37/2chモノラル/原題:Az en XX. Szazadom/英題:My 20th Century/日本語字幕:西村美須寿/ハンガリー語監修:バーリン・レイコーシャ/後援:駐日ハンガリー大使館/配給・宣伝:サンリス
© Hungarian National Film Fund- Film Archive/photo:István Jávor