Line up 作品情報

リトル・ガール

監督

セバスチャン・リフシッツ

出演

サシャ(本人)

受賞歴

2020年 ベルリン国際映画祭 パノラマ部門 正式出品
2020年 東京国際映画祭 ユース部門 正式出品
2020年 ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞 ノミネート
2020年 ヨーロッパ映画賞 音響賞 受賞
2020年 モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭 ピープルズ・チョイス賞 受賞
2020年 シカゴ国際映画祭国際ドキュメンタリーコンペティション部門 シルバー・ヒューゴ賞 受賞
2020年 インサイド・アウトLGBT映画祭 観客賞受賞 ほか

ソフト情報

配信先

ウェブサイト

イントロダクション

「わたしは女の子」──男性の身体に生まれた7歳の少女・サシャと、子どもの自由と幸せを守りたいと願う母。一つの家族の“ゆずれない闘い”を映した心震えるドキュメンタリー。

性と身体の不一致は肉体が成長する思春期に起こるのではなく、幼少期で自覚されることについて取材を始めたリフシッツ監督は、サシャの母親カリーヌに出会った。長年、彼女は自分たちを救ってくれる人を探し続けて疲弊していたが、ある小児精神科医との出会いによって、それまでの不安や罪悪感から解き放たれる。そして、他の同じ年代の子どもと同様にサシャが送るべき幸せな子供時代を過ごせるよう、女性として認めるように小学校へ働きかける。まだ幼く自分の身を守る術を持たないサシャに対するカリーヌと家族の献身、言葉少なに訴えるサシャ本人の真っ直ぐな瞳と強い意志が観る者の心を震わせる。
 
監督であるセバスチャン・リフシッツはジェンダーやセクシュアリティに目を向けた作品を撮り続け、カンヌやベルリンをはじめ世界中の映画祭で高く評価されている。本作『リトル・ガール』も2020年ベルリン国際映画祭で上映後、様々な映画賞を獲得し続けている。また、劇場の封鎖されたフランスでは、同年12月にTV局ARTEにて放送。視聴者数1,375,000人、その年のドキュメンタリーとしては最高視聴率(5.7%)を獲得。オンラインでは28万回以上の再生数を記録し、大きな反響を呼んだ。家族の喜びの瞬間、直面する多くの課題──ドキュメンタリストとして確かな地位を築いたリフシッツ監督が洞察に満ちた繊細なカメラで捉えた、幼少期のトランス・アイデンティティに対する認知と受容を喚起する貴重なドキュメンタリー。

ストーリー

サシャは男の子の身体に生まれてきた女の子。2歳を過ぎた頃から自身の"性別違和"を訴えてきたが、社会は彼女を他の子どもと同じように扱えずにいる。学校では女の子としての登録が認められず、男子からも女子からも疎外され、バレエ教室では男の子の衣装を着せられる。7歳になってもありのままに生きられず不自由なサシャ。そんな彼女を支える家族は、彼女の個性を受け入れさせるため、学校や周囲へ働きかけるのだが……。

2020年/カラー/フランス/フランス語/85分/原題:Petite fille/英題:Little Girl/ 字幕翻訳:橋本裕充/字幕協力:東京国際映画祭/ 配給・宣伝:サンリスフィルム

© AGAT FILMS & CIE – ARTE France – Final Cut For real - 2020